平成22年5月28日
アカウミガメの繁殖と研究・保護活動で名誉ある『古賀賞』を受賞しました
http://www.nagoyaaqua.jp/aqua/topi/20100528_1/index.html
以下抜粋〜
名古屋港水族館はアカウミガメの繁殖と保護活動の実績が評価され、社団法人日本動物園水族館協会(日動水)より「古賀賞」を受賞しました。当館では、平成19年度の「ナンキョクオキアミの長期飼育と継代繁殖」に続き、2回目の受賞となります。
古賀賞は国内の動物園水族館に与えられる最高の栄誉です。
名古屋港水族館は、上陸産卵可能な砂場を併設した「ウミガメ回遊水槽」を造成するとともに、餌料の工夫、飼育環境の調整を行い、アカウミガメの繁殖に適した飼育管理方法を確立しました。
その結果、1995年に世界で初めて屋内飼育環境下で繁殖して以来、2009年まで16年連続で繁殖に成功しています。1992年に愛知県豊橋市表浜海岸にて保護した卵から、孵化育成した雌のアカウミガメが2005年に当館で繁殖した雄個体と交尾して、繁殖に成功しました。
ウミガメで年齢の判明している個体が繁殖した例は少なく大変貴重な事例となりました。また、2003年より9回にわたり、アメリカ大気海洋気象局(NOAA)と共同して送信機を用いた太平洋上における回遊経路を解明する調査・研究を行っています。
これらのことが古賀賞の主旨に合致するもので、今後の希少動物の種の保存に大きく貢献することであると高く評価されました。
〜抜粋ここまで。
受賞おめでとうございます。
これからもがんばってください!